なぜマラソンに申し込むのですか?
「なぜマラソンに申し込むのですか?」と聞かれました。
しばらく考えた後、「“成功体験”じゃないですかねぇ」と答えました。
でも、まだしっくりくる答えではありませんでした。

確かに走り切った後の達成感や、自分もまだ捨てたもんじゃないという気持ちに充実感を覚えます。
けれど、どういう感覚を覚えるかは、やはり人それぞれ。
だから今ならこう答えます。
「走ったら分かるかも」と。
ただ走るだけでは得られないもの
何も準備せずに走るのはNGです。
それはただ苦しいだけで、走らずとも結果はわかっているから。
大切なのは、準備して・やってみて・そのあと何を感じるか。
この「過程」にこそ、意味があると感じています。
本棚の中の一節から
自宅の本棚に、松浦弥太郎さんの本があります。
特に、自分のやる気を奮い立たせたいときによく手に取る一冊です。

その中に、コピーライターの糸井重里さんの話題が上がり、
対談で登場する西本さんという方の言葉が印象的でした。
「ハワイに行くとなったら、水着を買うところからすでにハワイが始まっている」(by 糸井さん)
「マラソンにエントリーしたときから始まっていて、想い続けた時間分だけ泣けてくる」(by 西本さん)
本当にその通りだなと思います。
準備にかけた分だけ、やり終えたときの達成感や感動は大きくなる。
それは走ることだけでなく、人生のどんな挑戦にも言えることですよね。
あなたに合った“入口”を見つける時間
書きながら、山頂のゴールとそこへ向かうルートのことが頭に浮かびました。
目的地を目指すには、いろんな入口があります。
どのルートを辿るかも、人それぞれ。
ペースも、それぞれでOKです。
だからこそ、11月から始める「美腸の教室」では、
「あなたに合った入口」を一緒に見つけたいと思っています。
始めからゴールを目指すのではなく、
走り出す前の“準備の時間”を、大切にしてみませんか。

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